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TPMS

2022.12.22

メルセデスベンツ Gクラス(W463)の「TPMS 空気圧センサー」について

輸入車を中心に純正採用が増えているタイヤ空気圧監視システム「TPMS」。メルセデスベンツでは本格クロスカントリーモデル「Gクラス」に採用されています。今回はTPMSの仕組みや、タイヤ交換時に必要となる「空気圧センサー」についてなど、TPMS採用車両にお乗りの方が知っておくと安心な情報を解りやすく解説します。(2023年10月更新)

空気圧監視システム「TPMS」とは?

タイヤは定められた空気圧を満たすことで性能を発揮します。しかしタイヤ内の空気は時間と共に少しずつ抜けてゆくため、ドライバーは定期的に空気圧をチェックしなければいけません。「TPMS」とは「Tire Pressure Monitoring System」の略称で、ドライバーに代わり空気圧を監視する、今最も注目の安全支援システムです。

TPMSにはの直接式と間接式の二種類の方式が存在しますが、Gクラスはタイヤ交換時にセンサーの交換が必要となる「直接式」です。


直接式TPMSの仕組み

直接式TPMSはタイヤ内のバルブ部に取付けられた「空気圧センサー」が空気圧を直接計測し「車両側の受信機」へ送信します。ドライバーはディスプレイで空気圧値を確認することができます。※車種により異なります。

タイヤ空気圧「正常時」

タイヤ内の空気圧が規定内に保たれている正常時は、ディスプレイに空気圧値が表示されます。

タイヤ空気圧「異常時」

タイヤ内の空気圧が規定以下に低下した異常時は、ディスプレイに警告と空気圧値が表示されます。


TPMS(空気圧センサー)の電池寿命と交換時期

直接式TPMSの空気圧センサーの動力は電池です。電池寿命は約8年、電池が樹脂ポッティングされているため電池交換は行わず、センサーごと新品に交換するのが一般的です。空気圧センサーはタイヤ内に取付けられているため、タイヤの脱着工賃や電池切れのトラブルなどを考慮し、タイヤ交換のタイミング(約5年)で空気圧センサーも交換すると良いでしょう。


TPMS装備車のスタッドレスタイヤ購入時の注意

注意①:空気圧センサーの追加購入が必要

スタッドレスタイヤ購入などで、タイヤ・ホイールセットを購入する場合は空気圧センサーの追加購入が必要です。タイヤ内に空気圧センサーが無いと信号が送られず、ディスプレイに警告が表記されてしまいます。必ず車両に適合する空気圧センサーを取り付けましょう。

注意②:ホイールは「TPMS対応ホイール」を選ぶ

TPMSの空気圧センサーはバルブと一体成型となっています。ホイールの中には空気圧センサーが固定できるよう、バルブの取付部の形状をTPMS用に設計された「TPMS対応ホイール」がリリースされているので、そちらを選びましょう。


オススメの空気圧センサー

弊社のオススメする空気圧センサーは、部品メーカー「CUB社」製です。空気圧センサーは自動車メーカーが販売する「純正品」を選ぶのが一般的ですが非常に高価です。CUB社製品は純正品に比べ価格が安く、お車への装着確認も行っており、安心してご使用いただけます。

「CUB社製」TPMS空気圧センサー

CUB社はTPMS関連の特許(EU・アメリカ・中国)を有する台湾の電子部品会社です。製品の品質・耐久性が高く、過酷な状況下の使用も安心です。純正互換情報も豊富で、大半の輸入車に適合します。

<オススメ ポイント>

●純正品との互換情報が豊富
●安価な価格設定
●安心の一年保証

CUB社製TPMS空気圧センサーの適合について

CUB社製空気圧センサーの適合は「純正空気圧センサーの純正品番」で確認することができます。下記純正品番の空気圧センサーが装着されている車両はCUB社製空気圧センサーが適合します。

注意:純正空気圧センサーの純正品番は必ず「ディーラーで確認」してください。(製品に記載されている品番は稀に純正品番とは異なる場合がある)


CUB社製TPMSセンサー対応のホイール紹介

当社で取り扱いをしているホイールブランドの中から、おクルマに取り付け可能なホイールを紹介いたします。掲載ホイールは、すべて車検に対応しております。お好みに合わせご検討ください。


CUB空気圧センサー・対応ホイール取扱店舗のご紹介


今回ご紹介しましたCUB社製TPMSセンサーとホイールは日本全国のカー用品店、タイヤショップなどでご購入・取付いただけます。下記ボタンよりお近くの取り扱い店舗を検索いただけます。
また輸入車用ホイールは店舗在庫が無く、お取り寄せとなりますのでご予定に合わせ、余裕を持ってご来店ください。


まとめ

TPMSは自動で空気圧をチェックしてくれる安全システムであると同時に、
ガソリンスタンドなどでの煩わしい作業から解放してくれる「時短ツール」でもあります。
アメリカやヨーロッパをはじめ様々な国では既に義務化されており、
新たな世界のスタンダードとなっています。
空気圧センサーの交換は出費を伴いますが、社外品などを使いリーズナブルに
TPMSを使いこなしましょう!

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