ホイールの洗い方「手順」

ホイールの洗い方にも正しい手順があります。正しい手順を守ることでホイール洗浄によるホイール傷を防ぎましょう。

ホイール洗浄に必要なもの

・ホイールクリーナーorボディーシャンプー
・ホイールコーティング剤
・スポンジ
・タオル

ホイール洗浄を始める前のポイント

真夏などは走行後すぐに洗わずに、少し冷えてから洗車を始めてください。ホイールがブレーキの熱で熱いままホイール洗浄を始めると、水で浮かした汚れがすぐに乾いてしまいシミになることがあります。ホイールの温度を落とすため、時間をおいて洗浄するか、もしくは水をかけるなど対策をしてから洗浄を始めましょう。

１．シャワーでホコリや砂を落とす

まずは車にホイールを装着したままという前提ですが、水はねでボディを汚さない程度に調整したシャワーで、ホイールにたっぷりと水をかけます。シャワーの水圧で表面についたホコリや砂、汚れなどを簡単に落としていきます。

２．ホイールクリーナーやボディーシャンプーで洗浄する

ホイール全体に液剤をまんべんなく吹きかけ、スポンジで洗いましょう。力をかけすぎるとホイールに傷がついてしまうことがあるため、やさしく洗うよう心掛けてください。

ホイールクリーナーの特徴

ホイールクリーナーを使用することで、ブレーキダストが落としやすくなります。ホイールを強くこすらず汚れを落とせるため、ホイールが傷つきにくい点が特徴です。 洗浄する際のポイントは、すすぎです。クリーナーがホイールに残ってしまうと塗装を痛めてしまうケースがあるため、しっかりすすぎを行ってください。

ホイールクリーナーを使用した場合の注意点

ホイールクリーナーはたくさんの種類が販売されていますが、その成分や効果も色々あるようです。高い洗浄力を謳う商品の中には、洗浄力と引き換えにホイールの塗装を痛めてしまうものもあります。 ホイールクリーナーを使用する際には、ホイールの目立たない部分で、塗装を傷めないか試してみる事をおすすめします。

ボディーシャンプーの特徴

ボディシャンプーは、洗浄力は落ちますが、ホイールの塗装に優しい成分です。ホイール塗装を痛めることが心配な方はお好みでこちらを選んでも良いでしょう。

3．水滴を拭き取る

洗浄が終わったら、タオルなどで水滴を拭き取ってください。自然乾燥をさせてしまうと水垢がホイールに残る可能性があるので、なるべく早めに拭き取ってください。また、ブラック塗装のホイールなどでは強く乾拭きをすると、ボディー同様に洗車傷が目立ちますので、とくに優しく拭き上げるようにしてください。

４．コーティングで仕上げ

水滴を拭き取ったら、最後にコーティングで仕上げを行います。コーティング剤で仕上げることでホイールのツヤ出しや、汚れが付着しにくくなるというメリットがあります。必須ではありませんが、美しさを保ちたい方におすすめです。

5．夏タイヤ・冬タイヤ保管時には、裏面まで洗浄しましょう

スタッドレスタイヤを使用される方の場合、年に2回タイヤ＆ホイールを脱着する機会があります。外している期間にホイールの裏面も掃除しておくと、ホイールがきれいになるだけでなく、足回りからの油漏れなどのチェックにもなります。

こまめな水洗いが必要な理由

切削ホイールは、アルミの切削面にクリア塗装がされたホイールです。切削面に錆が発生した場合、透明であるクリア塗装を通してその錆びが見えます。（白錆、糸錆と呼ばれる現象）これからの「見えてしまう錆」を発生させないためにもこまめな水洗いを推奨しています。

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