
雪道を安心してドライブするにはスタッドレスタイヤが欠かせません。
スタッドレスタイヤへの交換はホイールとセットでの交換が一般的ですが、輸入車はブランド・モデル毎にホイールの仕様が異なっておりホイール選びに注意が必要です。
今回はルノールーテシア(2020年~)オーナーへ向けたスタッドレス用ホイールの選び方をご紹介します。
(2022年11月更新)
目次
ホイールサイズ(ホイール径)を選ぶ
先ずは装着するホイールサイズを決めましょう。下記に純正サイズと当社が実車を基に確認した、装着可能なホイールサイズをまとめました。
【参考】ルーテシア用ホイール PCD-ホール数:100-4 センターボア径:60.1φ
グレード | 純正サイズ | 装着可能サイズ |
ゼン インテンス インテンス テックパック Eテック ハイブリッド Eテック ハイブリッド レザーパック | 16~17インチ | 15~17インチ |
純正サイズからサイズ変更した場合の効果
交換するホイールのサイズは基本、純正品と同サイズを選びますが、サイズ変更することで価格・機能面に変化が生じるため、【価格重視】であれば小さいサイズ、【スタイル重視】であれば大きなサイズなど、趣味趣向に合わせ変更してみるのもお勧めです。下記のまとめを参考にご検討ください。
小径サイズ(純正比) | 大径サイズ(純正比) | |
価格 | ◎ | × |
見た目 | × | ◎ |
乗り心地 | ◯ | × |
高速安定性 | × | ◯ |
重量 | ◯ | × |
【例】タイヤサイズ刻印が225/45R17の場合、Rの後ろ「17」がホイールサイズ(ホイール径)です。
タイヤサイズを選ぶ
ホイールサイズが決まったら次はタイヤサイズです。ポイントはホイールに準じたインチサイズの中から「純正と同じタイヤの外径になるサイズ」を選ぶ事です。タイヤの外径を変えてしまうとメーター誤差や乗り味の悪化を引き起こすため、下図のようにインチサイズを変更した場合でも、タイヤの外径はキープしましょう。

ルーテシアにオススメのタイヤサイズ
下記は外径が純正同等となるタイヤサイズです。スタッドレスタイヤにオススメのサイズは「装着可能最小インチサイズ」です。タイヤ・ホイールはインチサイズが小径になるほど低価格になるため「コストを抑える」ことができます。コストよりスタイリングを重視される方は「純正サイズ」をお選びください。
ホイールサイズ | タイヤサイズ |
15インチ | 185/65R15 |
16インチ | 195/55R16 |
17インチ | 205/45R17 |
※※荷重指数についても上記参考タイヤサイズは適合確認済みですが、詳細はタイヤ購入店へお問い合わせ下さい。
ホイールのデザインとカラーを選ぶ
ホイールとタイヤサイズが決まったら、次にデザインと色を選びましょう。

■デザイン
デザインの選び方は様々ありますが、今回はスタイリングとメンテナンス性に着目しました。
スタイリング重視:昨今の純正ホイールは車両のトータルデザインの一部として、デザインの優れたモノが増えています。スタイリングを重視される方は、純正に似たデザインテイストのホイールをお勧めします。
メンテナンス性重視:冬季はクルマが非常に汚れます。マメにメンテナンス(洗車)をされる方には、デザインがシンプルでスポンジが入りやすく、スポーク数が少ないホイールをお勧めします。

■カラー
ホイールカラーの系統は大きくシルバー系、ブラック(ガンメタ)系、ポリッシュ系に分かれます。ホイールカラーはクルマの印象を変えるだけでなく、それぞれ特徴があります。
シルバー系:落ち着いた印象となります。汚れは目立ちます。防錆性能は高くキズも目立ちません。
ブラック系:スポーティーな印象となります。汚れは目立ちません。防錆性能は高いがキズは目立ちます。
ポリッシュ系:品で高級感がある印象となります。汚れはやや目立ちます。切削加工により防錆性能はシルバー・ブラック系に劣ります。傷はやや目立ちます。
ホイールの仕様を確認する

■取付ボルトについて
ホイールを装着するボルトには、一般的に二種類の仕様が存在します。
純正ボルト仕様:車両の純正ホイール用ボルトで装着します。附属ボルト紛失・ボルトの付け間違いがない点がメリットです。
付属ボルト仕様:ホイール付属のボルトで装着します。メリットは装着ボルトの純正品確認が不要な点です。

■センターキャップについて
ホイール中心のキャップ取付部には、一般的に二種類の仕様が存在します。
付属キャップ仕様:ホイール付属のキャップのみ取付可能です。
純正キャップ対応仕様:付属キャップに加え、車両ブランドの純正キャップも取付可能です。※弊社指定品番の純正キャップに限ります。

■センターボアについて
ホイール裏側の中心に空いた穴(センターボア)には、一般的に二種類の仕様があります。
ハブリング仕様:大きく開いた穴にハブリング(画像の茶色い部品)をはめ、車両のサイズに合わせる仕様です。
専用ハブ径仕様(ハブセントリック):装着する車に合う穴が開いていており、そのまま装着できる仕様です。
オススメの車検対応ホイール
装着できるホイールの中から、車検に対応するモデルを厳選しご紹介します。純正センターキャップ対応モデルや車種専用モデルなど特徴は様々です。お好みに合わせご検討ください。

スマートライン「サンロクゴ」
輸入車の純正ホイールをサンプリングしデザインされた、最新デザインホイール。車両の雰囲気を変えず、トータルデザインをキープしたい方にオススメのホイールです。一部サイズに設定されたポリッシュにはトレンドが色濃く反映されています。
・純正ボルト(ナット)仕様
・純正キャップ対応仕様 ※一部ブランド除く
・ハブリング不要

スマートライン「サンロクゴ」
輸入車の純正ホイールをサンプリングしデザインされた、最新デザインホイール。車両の雰囲気を変えず、トータルデザインをキープしたい方にオススメのホイールです。カラーには融雪剤に強く、キズの目立たないシルバーが採用されています。
・純正ボルト(ナット)仕様
・純正キャップ対応仕様 ※一部ブランド除く
・ハブリング不要

ボルベット「タイプ F」
ドイツブランド「ボルベット」のベーシックシリーズ。どんなクルマにもフィットする、オーソドックスな5本スポークデザインです。スポーク天面のラウンドと細部の細かなデザインが、スポークに個性と立体感を与えています。
・ユーロデザイン
・付属ボルト仕様 ※一部車種除く
・ハブリング不要 ※サイズにより異なる
当サイトはグレードから適合ホイールを検索できます

適合するホイールはグレードにより異なる場合があります。当サイトの「ホイール検索」は、当社が取り扱う「輸入車専用ホイール」の中から、おクルマに合うホイールを「グレード別」に検索することができます。安心してお好みのホイールをお選びください。
取扱店舗のご紹介

当サイトでご紹介するホイールは、日本全国のカー用品店、タイヤショップなどでご購入・取付いただけます。下記ボタンよりお近くの取扱い店舗を検索してください。
注意:輸入車用ホイールは取り寄せ商品のため、早めのご準備をお勧めします。
スタッドレス用ホイール選びのまとめ
冬は降雪していない道路も凍結している場合があり、安全なドライブにはやはりスタッドレスタイヤが必需品です。輸入車はマッチングが複雑ですが、タスカルなら複数のブランド・デザインからお望みのホイールを見つけることができます。また、掲載ホイールは車検対応サイズのみをご紹介していますので、安心して貴方のライフスタイル・価値観に合うホイールお探しください。